企業でもフリーランスでも、新しく仕事を受注するのは大変なことです。
特に競争業者が多いような業種になると、過去の付き合いや経歴によるところが大きく影響して、新参者が参入するのはかなり厳しい状況だと思います。
ですが必ず何らかの受注方法はあるはずです。その方法の一つして考えられるのは、まずは下請けの下請けとして仕事を受注し、そこから実績を積むことで直接の取引が出来るようになることもあります。
このような場合、受けることが出来る案件には、高単価の案件ばかりを受注するということは期待できません。むしろ低単価の案件の中に、高単価の案件が少量紛れている、といった状況の方が多いのではないでしょうか。
このような状況も、いずれは高単価の案件に切り替えていく、といった計画性がなくてはやがて高単価の案件も消えてしまうことになります。
まずは低単価の案件でも、高単価の案件でも、その成果は変わらないように気を付けることです。また高単価の案件に関しては、付加価値になるようなことも考えていかなくてはいけません。
当たり前のことをしているだけでは、高単価の案件にはならない、ということです。
高単価の案件が増えれば、収入も安定します。収入が安定すれば仕事の内容にも反映されます。
このような良い循環が出来るように考えなくてはいけません。
最初は単価の高い低いについ惑わされてしまいがちですが、長い目で見ることや、将来を見据えた考え方がとても大切なのではないかと思います。
最初に目先の損得だけにとらわれてしまうと、本当に大切なものを見落としてしまうことになりますので、長い目で見るということも鍛える必要があるのかもしれません。